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予防方法

2019年8月19日

プロフェッショナルケア(歯科医院でのケア)

当院のプロフェッショナルケアは、約60分間かけてしっかりと行います。
プロフェッショナルケアの流れを紹介します。

01.歯周病検査
まずは現在の歯周病の状態を歯周基本検査など複数の検査を行いしっかりと把握します。
02.ブラッシング指導
患者さん一人ひとりの口腔内に合わせたブラッシングの方法や歯ブラシの選び方をアドバイスしています。磨き残しの少ない方法を覚え、毎日しっかりと歯磨きをしましょう。
03.スケーリング
毎日の歯磨きでは落とし切れない歯石を、専用器具を用いて取り除くスケーリングや、歯の表面の汚れを落とし滑らかにすることで歯垢の付着を防ぐ、SRP(スケーリング・ルートプレーニング)を行い、歯周病の改善を行っていきます。クリーニングは痛みもなく、終わった後は爽快感を味わうことができます。
04.エアフロ-
歯の表面に、細かいパウダーを吹き付けることにより、バイオフィルムやヤニを除去します。パウダーによる除去のため、歯や歯肉を傷つけることがありません。
05.PMTC
PMTCとは、歯科衛生士による専用の機器を用いて徹底的にお口の中を清掃・研磨することです。毎日の歯磨きでは落とすことができない細かい汚れなどを専用の機器を使って徹底的に除去していきます。
06.歯肉マッサージ
歯肉マッサージにより歯肉の血行を促進し、歯周炎の原因となる菌に対しての抵抗力を上げていきます。また、血行や唾液分泌が促進されることで、むし歯や歯周病、口臭の予防効果が期待できます。とても気持ちいいのでぜひ一度お試しください。
07.リスク別ケア
むし歯や歯周病リスクは一人ひとり異なります。当院では、むし歯になりやすい人、歯周病になりやすい人、根面カリエスの人、唾液が出にくい人、歯周病が進行している人、年齢を重ね口腔内が衰えてきている人など、リスク別で細かくケアの方法を分けて指導しています。

セルフケア(ご自宅でのケア)

毎日のブラッシング
磨き残しの少ない正しいブラッシング方法の指導を受け、自分のお口に合った歯ブラシで毎日しっかりと磨きましょう。毛先が開いてしまうと汚れをきちんと落とすことができませんので歯ブラシは1ヶ月に1本を目安に交換するようにしましょう。
歯ブラシ+αの活用
デンタルフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシを上手に活用して細かい汚れも徹底的に除去しましょう。
歯ブラシだけでは歯間の汚れは60%しか落とせないと言われています。
また、自分の口腔内の環境を知った上で、自分に合ったものを使うことが効果的です。
生活習慣の見直し
よく噛むことで唾液が沢山出てむし歯の予防になりますので、お食事の際はよく噛んで食べることを意識しましょう。
また、噛みごたえのある食材の活用や、調理方法の工夫などで、よく噛むことを習慣づけるなど、食習慣の見直しを行いましょう。
喫煙される方は歯周病になりやすいので、できれば禁煙をするようにしましょう。
むし歯リスクの高いお子さんは、唾液検査などを用いて歯科衛生士・栄養士から食生活指導を行っています。また、離乳食(補完食)が上手く進まないなど、食事のことで心配なことがあればご相談ください。