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唾液検査(サリバテスト)

2020年9月7日

当院は唾液検査を
行っています

唾液検査によりむし歯や歯周病のリスクが一目で分かるようになります。
自分のお口の状態を正確に把握し、
それに合わせた予防処置をおこなうことが大切です。

5分でできる唾液検査

唾液検査は、唾液を採取し、唾液に含まれる成分や菌の数を調べることによって、むし歯、歯周病、口臭のリスクとお口の中の状況を知ることが出来るという検査です。 むし歯や歯周病を予防するには、まず自分のお口の中の状態を知ることが大切ですので、気になる方は是非1度ご相談ください。
※この唾液検査では新型コロナウイルスに関する検査を行うことはできません。

こんな方におすすめです
  • 自分はむし歯・歯周病になりやすいと感じている人
  • 効率的にむし歯・歯周病を予防したい人
  • ちゃんと歯磨きしているがむし歯になってしまう人
  • むし歯・歯周病になりたくない人
  • 自分がどの口腔ケアグッズを使ったら良いか分からない人
  • 口臭が気になる人 など
唾液検査の流れ Saliva test flow
  • 食生活などについてカウンセリングします。
  • 少量の水で洗口し唾液を採取します
  • 結果がでるまでに5分かかります。
  • 模型作成 Model creation 検査結果と予防方法をお伝えします。

※検査2時間前から飲食やタバコ、歯磨きはしないでください。
※口腔内に傷などで出血のある場合は検査ができない場合があります。

検査で測定できる唾液因子について

01

Dental caries

むし歯菌が多いと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすく、歯の健康を損なうことが知られています。

02

Acidity

唾液の酸性度が高い(唾液のpHが低い)と、口腔内の環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。
※pHとは、酸・アルカリの度合いを示した数値です。

03

Buffer capacity

唾液にはむし歯菌や食物由来の酸を中和する機能(緩衝能)がありますが、その働きが弱いと、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。

04

Protein

口腔内の細菌や、歯と歯茎の間にある歯垢(プラーク)の影響により、唾液中のタンパク質が多くなることが知られています。

05

White blood cell

歯と歯茎の境目(歯周ポケット)で細菌や異物が増加すると、生体の防御作用により唾液中の白血球が増加することが知られています。

06

Ammonia

口腔内の細菌数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなることが知られており、口臭等の原因になるといわれています。

上記6つの項目を測定することで、むし歯や歯周病、口臭のリスクなど口腔内の状況が一目で分かるようになります。自分の口腔内の状態をしっかりと把握し、予防・管理に活かすようにしていきましょう。
定期的に唾液検査をすることによって、自分の口腔内の状態の推移が分かります。