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Poseidon(ポセイドン)

2020年4月25日

こんにちは

【お水】についてのお話をいたします。

最近では、感染予防の観点から歯科医院での「滅菌」や「消毒」が取りざたされています。

 

当院は、『Poseidon(ポセイドン)』という歯科ユニットウォーターライン除菌装置を開業当初から導入しています。

 

待合室にポツンと置いてあります…(笑)


「あれっ…?ポセイドンってどこかで聞いたことがある…」と思われた方
ギリシャ神話の神ではないですよ


Poseidonとは、簡単にいうとお水をきれいにする機械です。

歯科医院では、手洗いやお口をゆすいだり、歯を削ったり、歯石を除去するとき、器具の滅菌などさまざまな場面でお水を使っていますね

日本の水道水は世界的にみてもかなり高水準で、水道水が飲める国はそうありません。

 

しかしながら、水道水は塩素によって消毒されていますが、塩素が全ての細菌やウイルスに有効というわけではありません。

また、歯科医院では夜間など長時間水を使わない時間に水道管内にたまった菌やウイルスからの感染も昨今新聞などで問題視されています。特別な対策をしなければ、飲用できる水道水の基準の数十倍〜数千倍の細菌(弱毒性)が検出されています。

 

そこで、ポセイドンによって歯科医院で使われる水道水を除菌作用のある電解中性機能水にします。

これにより歯科ユニット全ての水の中の細菌が限りなく“0”に近い状態を保てるようになるのです



上記の取り組みの結果、当院で使用するお水の安全性を示す分析試験成績書を(一財)日本食品分析センターからいただきました。

日本の水質管理目標設定項目にある従属栄養細菌の目標値は、「1mlの検水で形成される集落数が2,000以下(暫定)」となっています。日本食品分析センターの水質検査により、『治療水』の衛生状態について「1mlの検水で形成される集落数が30以下」=『細菌数検出限界以下』という水質最高レベルの評価を得ております。
とても衛生的な「お水」ですので、安心して治療を受けて下さい。


ポセイドンについてもう少し詳しく

①添加物を使わず、水道水のみを使用

 →中性で身体に害がありません

②水道水上の塩素濃度を調節して殺菌力のある水

 →人には無害ですが、菌が生きられない環境を作ります

③感染を防止し、除菌も行う

 →細菌数は限りなくゼロに近い状態を作ります

 

また、効果の一例としてポセイドンが作り出した電解中性機能水でお口をすすぐだけで、口腔内の病原菌を減らすことができ、むし歯や歯周病の進行を改善することが期待できるという論文もあるのです

 

ぜひキャラクターと一緒に覚えてください