今回は噛む機能が低下していないかの検査についてです🦷
食べ物を噛み砕いて唾液と混ぜ合わせ、やわらかく飲み込みやすいかたまりにすること咀嚼(そしゃく)といいます。
この咀嚼の機能が低下する原因としては、歯を失ったり、合っていない被せ物などの影響、歯周病によって歯が揺れることで噛む力が低下することで起こります😢
咀嚼の機能が低下するとどんなことが起こるのでしょうか❓
噛みにくくなるため、食べられるものが柔らかいものに変化していきます。
そうなることで十分に栄養が摂取できなくなります。
この期間が長くなるにつれてメタボリックシンドローム、高血圧、糖尿病などさまざまな病気に罹りやすくなります😱
このような重要な機能である咀嚼について検査してみましょう。
検査の方法は2種類あります。
まず当院で行っている計測方法は、グルカセンサーという機械を用いた方法です。
グルコースという糖分を含んだグミを咀嚼して、そのまま口に水を含み吐き出します。
吐き出した水のグルコース濃度を測定するというものです。
30秒ほどで検査は完了でとても簡単なものとなっています。
基準値は100mg/dlなので、それ未満で機能が低下していると判断されます💦
もう1種類は検査専用のグミゼリーを30回咀嚼した時にどれくらい噛み砕けているかを10段階で評価するものです。
スコアが2以下で機能が低下していると判断されます💦
咀嚼機能が低下していると判断されたら…
・揺れている歯の固定
・入れ歯・被せ物などの製作・調整
・歯周病の治療
また咀嚼機能というのは舌や頬、下あごの協調運動も大きく関与しているため、ガムなどを用いた訓練や食事摂取の改善なども必要となります。
以前ご紹介したあいうべ体操もとても有効です☺️
噛みごたえのある食品を摂ることで、噛む時に使われる筋肉への負荷が増し、筋肉がより活発に動かせるようにもなります💪
しっかり噛めるようになることでさまざまな病気を予防することができたり、栄養状態も安定することで将来健康的に過ごせる期間が長くなります🥰
最近硬いものが食べにくくなったと感じていたりしたら一度検査をおすすめします✨
名鉄三河線土橋駅より徒歩7分、東名高速道路豊田ICから車で5分、キッズスペースがあり家族で通いやすい予防歯科を大切にする豊田市の歯医者さん つづき歯科でした🦷🪥
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