唾液は成人で1日に約1L〜1.5L分泌されると言われています。

口腔内に分泌される唾液にはたくさんの作用があるので、今回は唾液の作用についてお話します。

①消化作用

→唾液に含まれる酵素が食物の消化を促進し、吸収しやすくする作用があります。

②保護作用

→口腔粘膜の乾燥を防いだり、歯の表面を覆って歯を溶かす酸から歯を保護する力があります。

③緩衝作用

→食後、お口の中が酸性に傾いた状態から中性に戻そうとする働きをします。

④潤滑作用

→口唇や舌の動きを滑らかにし、食物を円滑に飲み込めるようにします。

⑤自浄作用

→食後に口の中に残る食べかすなどを洗い流し、綺麗に保つ働きがあります。

虫歯・口臭を予防、改善する力となります。

⑥抗菌・殺菌作用

→菌の活動や繁殖を防ぎ、全身の健康を保つ為の働きがあります。

⑦再石灰化促進作用

→酸性の状態になることによって溶け出してしまう歯の成分(カルシウム・リン等)を唾液によって再び取り込む力があります。

唾液が減ってしまうと口の中が汚れやすくなり、それによって虫歯や歯周病が起こりやすくなってしまいます。

また、口の乾きが気になったり、食べ物も飲み込みにくかったり、味が感じにくくなるなど…

様々なお口の中のトラブルが起こりやすくなってしまいます。

唾液の減少によるトラブルを予防する為にも

・お口の中を清潔に保つこと

・こまめに水分をとって保湿すること

・唾液分泌を促すマッサージを行うこと

などが大切になります。

お口の中を清潔に保つためにも、定期検診の受診もするようにしましょう！

名鉄三河線土橋駅より徒歩７分、東名高速道路豊田ICから車で5分、キッズスペースがあり家族で通いやすい予防歯科を大切にする豊田市の歯医者さん つづき歯科でした🦷🪥

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