今回は酸蝕歯についてお話します。
酸蝕歯(酸蝕症)とは、歯の表面のエナメル質が細菌ではなく酸が原因で歯が溶けてしまう状態のことです。
歯が溶けて知覚過敏が起きたり、所々にくぼみができたり、エナメル質の内側にある象牙質が見えてくる為黄色〜茶色っぽい見た目になります。
原因
①内因性のもの
・逆流性食道炎
・摂食障害(過食嘔吐)
・胃酸逆流
など、胃酸によって溶けてしまう場合や、
②外因性のもの
・炭酸、ジュース等酸性度の高い飲み物
・柑橘類
・お酢
・お酒
・酸っぱい食べ物 などなど…
↓pH5.5以下のものは、エナメル質が溶けるリスクの高いものとされています。
対策
①飲食物に気をつける
酸性度の高いものを口に長く留めないよう、ダラダラちょこちょことした飲食物の摂取をしないように気をつけましょう。
②ストローなどの活用
液体が歯に触れることをなるべく避けるため、ストローを使うのもオススメです。
③酸性度の高い飲食物をとった後はお水でうがいをする
④フッ化物の応用
すり減ったり穴があいてしまって失われたエナメル質は、元の状態には戻りません。その為、エナメル質を保護することが重要です。
フッ素は「歯質を強くする」「歯の再石灰化を促進する」「虫歯菌の活動を抑制する」といった3つの働きがあります。
フッ素入りの歯磨き粉の使用やクリーニングでの定期的な高濃度のフッ素塗布がおすすめです。
名鉄三河線土橋駅より徒歩7分、東名高速道路豊田ICから車で5分、キッズスペースがあり家族で通いやすい予防歯科を大切にする豊田市の歯医者さん つづき歯科でした
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