エナメル質形成不全とは、何らかの原因で歯の表面のエナメル質が正常に作られない状態をいいます。
見た目の特徴としては、
・白い斑点がある
・黄色、茶色に変色している
・表面の欠けやくぼみ
などがあげられます。
エナメル質形成不全は特殊な病気のように感じるかもしれませんが、日本人全体としては10%程度の割合で発症すると考えられています。
◎原因
①全身的要因
胎児期(お母さんのお腹の中にいる状態)の母体の栄養障害・感染症・薬の影響など
②局所的要因
乳歯の外傷やう蝕(むし歯)など
後発部位:切歯(前歯)、第1大臼歯(6歳臼歯)
エナメル質形成不全は特定の歯にみられる場合と、複数の歯に見られる場合があります。
複数の歯にみられる場合は全身的要因の場合が多いです。
◎対処法
・フッ素の応用
歯の質が弱くむし歯になりやすい為、高濃度フッ素(1450ppmF)の歯磨き粉を用いて適切に歯磨きを行い、定期健診でもフッ素塗布(9000ppmF)を定期的に行ってむし歯予防をしましょう。
・治療
歯が既に欠けてしまっていたりむし歯になってしまった場合は、歯科医院に受診し治療を受けましょう。
歯の質が弱く脆いことも特徴です。
むし歯になってしまっても、大きく崩れる前に小さな補強をすることで、できるだけ長持ちさせることが重要です。
進行状態によって治療方法は異なるので、気になった場合ははやめに受診をしましよう。
エナメル質形成不全がみられたとしても、大きなトラブルか起きているわけではありません。
ですが適切な予防や対処をしていないとむし歯になってしまったり、欠けたりして見た目に影響してしまうこともあります。
定期的に歯科医院でのチェックを受けるようにしましょう!
名鉄三河線土橋駅より徒歩7分、東名高速道路豊田ICから車で5分、キッズスペースがあり家族で通いやすい予防歯科を大切にする豊田市の歯医者さん つづき歯科でした🦷🪥
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