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よく噛む子は育つ?子どもの“噛む”習慣の効果と目安回数を解説

2025年11月11日


食事をしている子ども見て「あまり噛まないで飲み込んでいる」「うちの子どもは噛む回数が少ない気がする」と心配になったことはありませんか?


“よく噛む”ことは、歯や顎の発達だけでなく、さまざまなことに大きな影響を及ぼしていることがわかっています。

今回のブログでは“よく噛む”ことの効果や理想的な噛む回数などについて解説します。


■噛むことが大切な7つの理由とは?


食べ物を食べるときの噛むという動作は、子どもの成長にさまざまな良い影響をもたらしています。


◎むし歯や歯周病予防になる

唾液には殺菌作用や自浄作用があります。よく噛むと唾液の分泌量が増えるため、むし歯や歯周病の原因となる細菌を洗い流し、繁殖を抑えられるのです。

さらに唾液には緩衝作用もあるため、口の中がむし歯になりにくい環境になります。


◎胃腸の働きを促進する

よく噛み唾液の分泌量が増えると、唾液に含まれているアミラーゼという消化酵素も増えることとなり、食べ物の分解を促進させます。また、よく噛むことで食べ物が細かくなることも消化効率を高めることにつながります。


◎肥満予防になる

噛む回数を増やすとゆっくり食べるようになり満腹中枢が刺激され、食べ過ぐことができます。その結果、肥満の予防につながります。

また、よく噛むと消化効率がよくなり、栄養を吸収しやすくなることも満腹感を得やすくなる要因です。


◎集中力や記憶力アップにつながる

噛む刺激は、脳の血流を促進して、脳の働きを活発にさせることがわかっています。その結果、集中力や記憶力が高まり、学習面に良い影響を与えるといわれています。さらに、脳が活性化することは、運動能力の向上にもつながると考えられています。


◎顎の骨や筋肉が育つ

噛む回数や力は、顎の骨や筋肉の発達に影響します。そのため、噛みごたえのある食べ物を食べると、顎の骨が丈夫に育ち、顎を動かすために働いている筋肉も発達するのです。また、顎の骨や筋肉が正常に育つことで、自然できれいな歯並びを促すことにつながります。


◎発音がしっかりする

よく噛むと口の周りの筋肉が鍛えられます。発音するときに必要になる筋肉が鍛えられるため、自然とはっきりした発音ができるようになるといわれています。また、口角を動かす筋肉も鍛えられ、表情がいきいきとした印象になることもあります。


◎味覚が発達する

よく噛むことで、食べ物の味をより深く味わえるようになります。噛む回数を増やすと食べ物が細かくなり、舌や口の中にある味覚センサー(味蕾)が多くの刺激を受け取るため、味を感じられやすくなります。


さらに、ゆっくりと噛むことで食べ物が口の中にとどまる時間が長くなり、素材そのものの風味をじっくりと確かめることもできます。


■子どもにとって理想的な噛む回数とは?


「よく噛む」といっても、実際にどのくらい噛めばよいのかわからないという人も多いでしょう。

ここでは、子どもにとって理想的な噛む回数や家庭でできる工夫について紹介します。


◎1口あたりの噛む目安は30回

1口30回というのはあくまでも目安です。ご飯をひとくち食べる度に噛んだ回数を数えるのは大変なので、必ずしも毎回数える必要はありません。


子どもに「もう少しよく噛んで食べようね」と声をかけたり、肉類やごぼうなど噛みごたえのある食材を食べさせたりして、自然と噛む回数を増やす工夫をしてみてください。


◎噛む回数を増やすための環境づくり

噛む回数を増やすには、食材だけでなく食べる環境も大切です。

テレビを見たり、スマホを触ったりしながら食事をする「ながら食べ」は、無意識のうちに早食いになってしまいます。


早食いは、あまり噛まずに飲み込んでしまうことであるため、よく噛んで食事をする環境としては適切ではありません。ながら食べをやめて、家族で会話をしながら楽しく食事をすることで、噛む回数は自然と増えていきます。


【当院では栄養士による栄養相談を行っています】


よく噛むことは、むし歯予防だけでなく、顎の成長や発音、脳の働き、肥満予防など子供が健康的に育つために必要な習慣です。


普段の食事の中で「しっかり噛んで食べようね」とお子さんにたまに声をかけるだけでも意識が変わり、よく噛んで食べる習慣が身につきやすくなります。


つづき歯科では、子どもの健やかな成長のために食育指導を行っています。よく噛んで食べる習慣づけだけでなく、食育を通して子どもが健康な体と心に育つようにサポートします。


管理栄養士による栄養相談も行っているため、お子さんの食習慣に興味のあるかたは、当院までお気軽にご相談ください。


つづき歯科
歯科医師

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