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症例-icon(アイコン)-

2021年10月12日

こんにちは

これから不定期ですが、当院で行った症例をブログに上げていこうと思います
記念すべき第1弾は、ホワイトスポットを改善する治療、icon(アイコン)についてです。


歯の表面の白い斑点は、専門用語ではホワイトスポットと呼ばれていますが、実はこれは初期虫歯に分類されるものが多いです。

ホワイトスポットは、歯の表面のエナメル質が酸性になることによって、エナメル質のカルシウム成分が少なくなり、脱灰という虫歯の初期症状を起こして、白濁してしまう現象です。

従来までは白い部分を削ってプラスチックで詰める、カルシウムを補う歯磨剤などを使用する、ガムを噛む、さらには大きくセラミックをかぶせるなどの方法しかありませんでした。

iconは、酸によって脱灰したエナメル質に薬剤をしみこませることによって、歯を削ることなく、また早期にホワイトスポットを改善させ、エナメル質からミネラルが溶け出すのを防ぎます。また、iconはエナメル質を補強して酸性になるのを防ぎ、ホワイトスポットの再発を防止する効果もあります。

また虫歯以外にも外傷や先天性など様々な原因でホワイトスポットになることもあります。

 


当院での相談件数は多く、その大半が審美障害です。

今回はホワイトスポットを削らずに治せるicon治療について、書かせていただきます
実際に当院で行った症例です。


【患者さまのご相談内容】
 前歯の白いのが気になる。削りたくないし、何とかならないか。




【診断結果・カウンセリング】
 右上1番、左上1番・3番目の歯にホワイトスポットがある。
 ご自身の歯の色も白くしたいということから、オフィスホワイトニング後にicon治療でホワイトスポットを治すよう計画しました。


【治療内容】
 ホワイトスポットのある部分(今回は上顎左右1番の2本)を歯面清掃し、3種の薬を塗布し、ホワイトスポットを改善していきました。




【治療期間】
 当日のみ、60分


【費用】
 ¥38,500(税込)/回  1回2歯まで


【治療後の経過】
 治療後の見た目に大変満足されました。当日よりも時間が経つにつれて、歯にマッチしていきます。


【治療のリスク】
 ホワイトスポットが改善できない場合があります。その場合は、ダイレクトボンディング(プラスチック樹脂)で改善させていただくことがあります。

                                                  

  Before           



 After               

このブログを見て、ご自身の歯にホワイトスポットがあり、気になる方はご相談くださいね