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赤ちゃんでも歯医者に通える? 子どもの歯科通院はいつから始めるのが理想?

2026年4月20日


「子どもを歯医者に連れていくのはいつからがいいのだろう」こうした疑問を持つ親御さんは少なくありません。


実際、歯が生え始めたときや健診のタイミングで受診を考える方が多いです。しかし、近年ではそれよりも前に歯科受診を始める重要性も注目されています。


この記事では、赤ちゃんや子どもが歯医者に通い始める時期の目安や早めに通うことのメリットについて解説します。


■子どもが歯医者に通い始めるのはいつからがいい?


子どもが歯医者に通い始めるタイミングについては「この時期が正解」とはっきり決まっているわけではありません。そのため、周囲の話を聞いたり、インターネットで調べたりしながら判断している方も多いのではないでしょうか。


子どもの歯科通院のタイミングについてはさまざまな考え方がありますが、当院ではいくつかの目安をもとにご案内しています。よくある受診のきっかけとあわせてご紹介します。


◎歯が生え始めるタイミングがひとつの目安

子どもが歯医者に通い始める目安となるのが、乳歯が生え始める時期です。個人差がありますが、生後6ヶ月頃になると下の前歯が生えてきます。


歯が生えてくるとケアの方法に迷う場面が出てくるため、この時期に一度歯医者で相談しておくと、安心してその後の対応がしやすくなるでしょう。


すぐに受診するのが難しい場合でも、遅くとも1歳半健診頃までに一度受診しておくと安心です。はじめての受診時期は、紹介した時期中で無理のないタイミングを選ぶとよいでしょう。


◎むし歯や気になる症状が出てからの受診

歯医者を受診するきっかけとして多いのが、むし歯や歯の変色など何らかの症状があらわれたタイミングです。


たとえば、健診で指摘を受けたり、見た目の変化に気づいたりしたことが受診のきっかけになり、初めて歯医者に行くという方も少なくありません。


こうした受診ももちろん大切ですが、この場合はすでに何らかの対応が必要になっていることが多く、処置が中心になる傾向があります。


◎歯が生える前から歯医者に通うことも可能

歯医者は歯が生えてから行くもの、という印象を持たれることも多いですが、実際は歯が生える前の時期でも受診することは可能です。この時期の受診は、処置を目的とするものではなく、気になることの相談や予防習慣、歯医者に慣れることを目的としています。


◎子どもの歯科通院は「何もないうちから」がおすすめ

子どもの歯科通院は、何か症状があらわれてからではなく、特に気になることがない段階から通い始めることがおすすめです。


トラブルが起きる前に一度お口の状態を確認してもらい、日常のケア方法や生活習慣の指導を受けることで、トラブルを未然に防げる可能性が高くなります。


■早い時期に歯医者に通うメリット


子どもがまだ小さいうちから歯医者に通うことには、早い時期に通い始めるからこそ得られやすいメリットがあります。


◎小さいうちから通うことで歯医者が怖い場所になりにくい

小さな子どもにとって、初めての場所や見慣れない環境は、それだけで不安を感じやすいものです。さらに痛みや治療の経験と結びついてしまうと、歯医者を「怖い場所」という印象を持ってしまう可能性があります。


特に問題がない小さなうちから歯医者に通うことで、歯医者は怖い場所ではないという印象を持ち、治療が必要になった際に過度な不安を感じない状態で治療を受けやすくなります。


このように、歯医者を「怖い場所」という印象を持たないようになるために、早い時期に歯医者に慣れることは大切です。


◎ケア方法や生活習慣についてアドバイスを受けられる

早い時期から歯医者に通っておくことで、家庭でのケア方法や生活習慣についてのアドバイスが受けられます。アドバイスを受けられる内容は、仕上げ磨きの方法、むし歯になりにくい食事の取り方、フッ素の効果などです。


成長段階に合わせて継続的にアドバイスを受けることで、その時々に合ったケア方法も把握でき、お子さんの口の健康を守ることにつながるでしょう。


■生まれてくる赤ちゃんの健康を守るマタニティ診療とは?


妊娠中の歯科ケアは、お母さん自身の口腔環境を守るだけでなく、生まれてくる赤ちゃんの健康にもかかわる重要な取り組みです。


◎妊娠中の口腔環境とマタニティ診療

妊娠中は、ホルモンバランスの変化により歯茎が腫れやすくなったり、つわりの影響で歯磨きが不十分になったりする傾向があります。その結果、むし歯や歯周病のリスクが高まりやすい時期です。


マタニティ診療では、体調に配慮しながらお口の状態を確認し、必要に応じてクリーニングやケア方法のアドバイスを行い、お母さんの口腔環境を整えます。


◎マイナス1歳からのむし歯予防

「マイナス1歳からのむし歯予防」とは、お腹の中に赤ちゃんがいるときに、お母さん自身が丁寧な口腔ケアを行うことが、生まれてくる赤ちゃんのむし歯予防に効果的であるという考え方です。


そのため、妊娠中に定期検診を受け、必要に応じてむし歯治療や歯のクリーニングを受け、むし歯リスクを下げておくことが大切です。


【小さいうちから歯医者に通い予防習慣を身につけさせましょう】


子どもの歯科通院は、むし歯などの症状が出てからでなく、歯が生える前後の早い時期から始めることが望まれます。小さい頃から予防習慣を身につけさせ、子どもの歯を守りましょう。


つづき歯科では、歯医者に慣れてもらうことを第一に考え、無理な処置は行わず、お子さんのできる範囲から始めています。お子さんのお口の健康が心配な方は、当院までお気軽にご相談ください。


つづき歯科
歯科医師

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