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たばこと歯周病の関係 🦷🚬

2025年12月29日
⬛︎ たばこで歯周病のリスクが上がる!


タバコの煙には数千もの化学物質が含まれていて、そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は200~300とも言われます。

喫煙者は、口臭やヤニがついてしまうだけではなく、歯周病リスクが上がり、ひどくなりやすいので、更に治療しても治りにくいことが解っています。

ある統計データによると、歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化もしやすくなります。


⬛︎ 喫煙が口腔内に与える影響

タバコを吸っていると、ニコチンの血管収縮作用で歯肉の腫れや出血が見た目上起こりにくく、患者さん自身が歯周病に気づきにくくなります。

実際に治療を始めても歯肉の治りは悪く(もちろん何もしないでいるよりは改善します)、手術を行ったとしても効果の現われ方が非喫煙者よりも低いのです。

しかも、治療後経過を追っていくと、喫煙者の歯肉は再び悪くなっていく傾向にあります。どうしてこういう事が起こるのでしょうか?

タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織への酸素供給を妨げ、「ニコチン」は一種の神経毒で、血管を縮ませるので、体が酸欠・栄養不足状態になります。

ニコチンは体を守る免疫の機能も狂わせるので、病気に対する抵抗力が落ちたりアレルギーが出やすくなります。更に傷を治そうと組織を作ってくれる細胞(線維芽細胞)の働きまで抑えてしまうので、手術後も治りにくくなります。

また、「ヤニ」という形で歯の表面に残っているので、歯がザラザラして細菌が張り付きやすくなるのはもちろん、いつまでもお口の中や歯肉にニコチンが染み出しつづけることになるのです。


⬛︎禁煙の効果はあるの?

禁煙することで、この危険性が下がっていくことも、研究の結果わかっています。

「歯周病にかかりやすさ」は4割も減り、手術後の治療経過も禁煙者は非喫煙者とほとんど差が無くなります。
ちなみに他の病気でも、肺癌にかかる危険は喫煙者では非喫煙者の4.5倍ですが、禁煙すると4年で2.0、5年で1.6、10年で1.4倍と着実に落ち着いてきます。

今からでも決して遅くありません!この機会にぜひ禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。


名鉄三河線土橋駅より徒歩7分、東名高速道路豊田ICから車で5分、キッズスペースがあり家族で通いやすい予防歯科を大切にする豊田市の歯医者さん つづき歯科でした🦷🪥

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