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口内炎

2020年12月19日

こんにちは
もうすぐクリスマスですね
だいぶ寒くなってきて、医院でも換気していますが、暖房を入れて寒さを防いでいます

寒くなり、温かい鍋やラーメンを食べたい季節ですね
美味しい物たくさんありますよね!
そんな美味しい食べ物を美味しく食べれるようにトラブルがない健康なお口でいたいですね

今回はそんなお口のトラブルの中でも皆さんが経験したことのある口内炎についてお話ししたいと思います。
いただくメールやLINEでも、口腔内の粘膜のトラブルのご相談が多くなっています


口内炎って1つでもお口の中にできてしまうと痛くてブルーな気持ちになりますよね
口内炎は多くの人が経験していて、ひどくなると痛みが強くなり、食事を摂るのも困難になることがあります。
適切な対処によって効果的に改善させるとよいでしょう



☆口内炎の原因と種類☆

口内炎の原因は様々で主な原因は 、

・疲労やストレスによる免疫力の低下
・睡眠不足 栄養不足
・ウイルスや細菌などの感染
・外傷
・熱傷 薬による刺激

などです。


アフタ性口内炎

口内炎の中で多いのが、ストレスや疲労により免疫力が低下してできる『アフタ性口内炎』ですが、栄養バランスの乱れ、睡眠不足などもアフタ性口内炎ができる原因となります。

アフタ性の口内炎は一般的に10日程度で治癒しますが、なかなか治らない場合は、アフタ性口内炎ではなく、別の病気である可能性もあります。
長期的に消えない、何度も繰り返す場合は受診するといいでしょう。


カタル性口内炎

カタル性口内炎とは、外傷や熱傷などによりできる口内炎です。
頬の内側を噛んでしまった場合や合わない被せ物や入れ歯、矯正装置が粘膜に触れてできた傷や、熱、薬品などによる刺激が原因となります。
被せ物や入れ歯が合っていない場合は受診して調整するか新しく作りなおすといいでしょう。


ウイルス性口内炎

ウイルスが原因で口内炎ができることもあります。
原因となるウイルスはカンジダ菌や単純性ヘルペスウイルスなどがあります。ウイルス性口内炎は、粘膜に小さな水ぶくれができ、破れると潰瘍ができ、他の口内炎に比べて痛みが強く発熱や倦怠感を伴う場合もあります。
ウイルス性口内炎ができると食事を摂取することが困難になるので水分摂取をしっかり行ってください。


☆口内炎の予防法☆

口内炎できる原因は様々ですが、栄養バランスの取れた食生活を心がけること、十分な睡眠を摂ること、口の中を清潔に保つ事などが大切です。


口内炎になりにくい栄養バランス

栄養が偏ることで口内炎のリスクが高まります。
皮膚や粘膜の健康維持に役立つビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンCなどが不足すると口内炎ができやすいようです。
口内炎予防のために栄養バランスがとれた食事を心がけるとよいでしょう。


免疫力を高める

疲労やストレスは免疫力を低下させます。
心身ともに休養を取り、疲れをためないようにしましょう。


口腔内の乾燥予防

口の中が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなり、口腔内の免疫力が低下してしまいます。
水分補給を心がけ、唾液の分泌量が増えるようによく噛んで食事することを心がけましょう。

10日程で治癒しますが長期的に続く場合や広範囲で発生している場合、発熱などの全身症状を伴っている場合は受診することをオススメします。



当院では、生活習慣のカウンセリング、口内炎の塗り薬の処方、レーザーで口内炎患部を照射などして治癒を促進させています

お口の中のトラブルで気になることがあればお気軽にご相談下さいね